
自分を表現するのってなんか苦手だな〜
身につけられたらいいのにな。
こういったお悩みを解決すべく、今回の記事では自己表現について深堀りしていきます。
私は、学生時代は自分の考えを人に伝えられませんでした。自分から進んで自分を表現することもできませんでした。
自己表現が上手い人は得をしています。わたしの周りにいた自己表現力が高い人は、他者から慕われるだけでなく、良い評価をもらえていました。
そんな人を指をくわえて見ているだけの学生時代でした。つまり、自己表現が苦手だと損をするということです。
グズグズしているうちに大学生活も終わりが近づく頃、「このまま自分を表現できないのは嫌だ」と奮起しました。そのためにやったことを今回の記事で紹介していきます。
- なぜ自己表現が苦手なのか、できないのか
- 自己表現を身につける方法
あなたが自己表現が苦手な5つの理由

自信がないから
自信がない状態だと発信する勇気が出ませんよね。
私も、学生時代のグループディスカッションは地獄でした。自分に自信が持てないので「私が思っていることは他の人とずれているんじゃないか」とか「私が指摘したら偉そうだと思われるんじゃないか」とか気にしていました。
つまり、自信がなさすぎて「他者の意見に合わせておこう」となっているということです。言いたいことはあるけれど、他の人に合わせておけば平和だからとそこに収まってしまっています。
自分の意見を持てていないから
自分の意見や信念を持てていないと自己表現は難しいです。なぜなら、何を言えばよいか、何をどう表現すればいいのかがわからないという状態だからです。
私は「どう思う?」と意見を求められていても「良いと思う」といったことしか言えないということがありました。
議題に上がっていることについて、関心を持てなかったり、よく理解できていないなかったりしていたのです。
そういった状態では、自分の意見を持つことはできませんでした。
ネガティブだから
さまざまなことをネガティブにとらえてしまう人は、自分の言動で周りの人を不快にさせてしまうのではないかと気にしていることがあります。
「自分は間違っていると思うけど、どうせ自分の意見は聞き入れてもらえない」とか「こんな事を言ったら嫌われてしまうのではないか」など悪いことばかりが頭の中で先行してしまって、不安を増大させてしまっているのです。
警戒心が強いから
あらゆることに警戒しすぎて言いたいことが言えない、自分のありのままの姿を晒せないという方もいらっしゃるはずです。
気を許した信頼のおける関係の人には自分のありのままをさらけ出せても、そうでない相手だと本音を表現できるまでには多くの時間を必要とします。
これは他者だけでなく、インターネットなどでもそうです。
「ネットで発信したら二度と取り消せない」「炎上が怖い」と警戒心をもってしまうことがあります。また「ネットに顔や声を出すのに抵抗がある」という場合もありそうですね。
ただ、ずっとその状態だと自己表現の幅を狭めてしまっているということになりますよ。
傷つくのが恐いから
誰かに否定されたり、理解してもらえなかったりすることが、自己表現の妨げになっているということも考えられます。
相手に反論されると傷ついてしまうからそれは避けようという精神が働いている状態になっているのです。
私は、否定的なことを言われたら自分の存在そのものを否定された気分になっていました。
傷つくことを恐れ、自分の思ったことをうまく言葉に表せなかったり、自ら行動して目立つような行動をとらないようになっていたのだと思います。
自己表現の手段とは?

自己表現とひとことで言っても、さまざまな手段があります。
- 話す
- 書く
- 創る
- 自分自身の身体を使った表現
- 行動に起こす
自分はどのような表現をしたいのかについて、今一度よく考えてみてください。この中に苦手な自己表現があっても、逆に自分にはできるものを見つけることができれば良いのです。
自分にあった方法で表現をしていけば良いはずのではないでしょうか。
自己表現力を身につける方法

学生時代の私は、自己表現がとても苦手でした。自分自身を上手く晒せない自分にイライラしてしまうこともあり、コンプレックスのかたまりでした。
そんな私が実践した方法を紹介していきます。比較的簡単にできるものもあるので参考になればと思います。
人前に出る機会を増やす
表現する機会を増やすことで自己表現への恐怖や不安を取り除くことができます。何事にも積み重ねが大切って言いますよね。
例えば飲み会に積極的に参加するのもありなのではないでしょうか。私は、そういう場が好きじゃなくて避けていましたが、行ってみるとお酒の力も相まって、お互いにお話がはずみます。
また、意外な他者の内面を知るこもできます。お互いを知ることで信頼関係も生まれ、自己表現をしやすい環境をつくることもできるということになります。
ただ、飲みすぎて、見せなくて良い部分まで見せてしまうというのには注意しましょう。合コンなどに身を投じてみるのもありだと思います。
批判を恐れないで発信
自分の表現を発信してみましょう。その際に大切なのは、批判されることを恐れないことです。万人に受ける表現はこの世に存在しません。そんなことを気にしていたら自分を表に出せないままです。
例えば、私にとってこのブログが1つの表現の場所です。批判されそうなこともたまに書いていますが、否定的な意見を言われないように自分の考えをねじ曲げていたら、ブログを書いている意味ないなと思っています。
自分を発信していく過程で、時には批判されることもあるかもしれません。
ですが、批判されてもそれは一意見に過ぎないので気にする必要がないのです。むしろ、「こういう考え方もあるのか〜」という感じで考えればOKだと思います。
否定的な意見があったとしても、誰かしらから反応があるのなら、それだけ影響力があるということです。むしろ自信を持って良いということになります。気にする必要はありません。
本を読んでインプット量を増やす
とにかく大学時代から本をひたすら読んでいました。読んでいたジャンルは小説、自己啓発、心理学系などです。本を読むことで自分には
しかも、本を読むと心が落ち着きます。今抱えている心配ごとからも逃避できるのでおすすめですよ。
私が個人的におすすめする本は、福永信さんの『一一一一一』という小説です。大学1年の頃に読み、数年経った今でもお気に入りの一冊となっています。
初めて読んだときに「これは小説?なの?」と思い衝撃を受けました。
これまで読んできた小説という世界においての表現のイメージをくつがえされたといっても過言ではありません。今でもこの本以上に、不思議なのに考えさせられる本には出会ったことがないです。
感じたことを書き出す習慣をつける
あなたが生活しているなかで感じたことがあったらメモするようにしましょう。
自己表現のヒントを得ることができます。感じたことってそのままにしていると脳内から忘れ去られてしまうものです。なんかもったいないと思いませんか。
例えば、自分の意見を上手く言い表せないという場合だったら、自分がどう思っているのかを上手く整理しきれていないことも考えられます。
書き出す方法は紙であっても、スマホのメモ帳であっても構いません。私は、スマホのメモ帳派です。人に見られたら恥ずかしいという方が大半だと思うので、人目につかないよう管理してくださいね。
目標を持つ
自己表現が苦手、できないという人は目標を持っていない人が多いです。成し遂げたいことがない状態では、自分をどう表現したいかについてが明確ではないのです。
私がどうやって目標を探したのかというと以下のとおりです。
- 目標を考える時間を作った
- 広い視野で物事を見るように意識した
- 最新の情報にふれるようにした
- 人の目標をきいてみた
目標と向き合う意識をすることが大切です。
まとめ
この記事のポイントをまとめました。
- 自信がないから
- 自分の意見を持てていないから
- ネガティブだから
- 警戒心が強いから
- 傷つくのが恐いから
- 目標を持つ
- 人前に出る機会を増やす
- 批判を恐れないで発信
- 本を読んでインプット量を増やす
- 感じたことを書き出す習慣をつける
今は自己表現が苦手な方に向けて、自己表現をするためのヒントを紹介してきました。
私もとても苦手だったのですが、今は自分を晒せるようになってきました。こんな私でも自己表現力が高まったので、試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。